変わるもの、変わらないもの

数年前のコロナで大きく変わったこと。僕にとってそれは時間の使い方。それまでは移動に使う時間が膨大だった。全国に点在する社員に会うにはリモートで瞬時にしかも高い頻度で可能になった。で、めちゃくちゃヒマになった笑。おかげで改めて考えるきっかけになりました。お客さまが喜んでくれることって？とか、社員がうちに入社して良かったって思うには？とか、今後、会社が提供していく価値とは？とか。 結果として、コロナになって3年ほどの間で約15店舗撤退して約10店舗出店して約10店舗全面改装。そのほか商品政策やデジタル広告、顧客管理やVMDの手法も大きく変えるためにかなり投資しました。 とはいえ、ワクワクするファッションを通じてたくさんの人に喜んでもらいたいという一心は不変。結局、僕たちが提供できる価値ってこれだけなのです。これからも環境の変化に挑みながら「なだらかな右肩上がりの成長」を継続させていきます。

服好きなら悪くない会社だよ

セキミキ・グループで仕事をする時に大切にしているのは、自分の強みを活かすこと。その強みをさらに磨いて専門性を高め貢献すること。なんでもできるマルチプレーヤーになることはあまり期待してない。だってそんなのムリだもん。私もそうだけど人には必ず弱みがある。それに向き合うことはなるべく避けたいよね。やっぱり得意なことをさらに伸ばすほうが前向きになれて楽しい。さらにそのほうが本人と会社もWin-Winになりやすい。だから「人見知りでコミュ力低いけど、ファッションオタクです」みたいな人のほうが信頼されたりする笑。だから、服好きな人には悪くない会社だと思うよ。

テクノロジーもアナログも

昨今テクノロジーの進化はめちゃ速い。ネットでの売り方とか広告手法も変わり続け、今後もテクノロジーを駆使する重要性は高まるばかりです。でもね、リアル店舗がやっぱり基本なのですよ。一人ひとりの顧客に向き合い、ブランドの世界観を伝えながらスタイリング提案していくこと。これって伝統的なアナログ手法だけど。テクノロジーが進化するほど、アナログの価値も再認識される。やっぱり、ハイブリッドが最強だと思うのよ。